Y-House

都内にたつ個人住宅兼美容院の改築設計を行なった。オーナーは高齢のため美容院を少しずつ縮小し、仕事と同時に、古くからのお客との交流も楽しみたいと考えた。その時々によって、美容するだけのこともあれば、お茶を飲んで行ったり、またもっと家の奥まで案内したりできるよう、「仕事場」から「私場」へのフレキシブルな連続性を求められた。私たちは空間をナナメに切断し、次の部屋とつながっていないようでつながっているような、曖昧な連続性をつくった。これは「つづき間」を新たに作り替えたものでもある。

場所日本東京杉並区
主要用途美容院兼個人住宅
延床面積40sqm
施主個人
設計期間2008年11月-2009年12月
状態竣工
協働OUVI_inc
照明デザインぼんぼり
写真山田新治郎