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チチハル湿地ギャラリー

場所

チチハル市鉄峰区

主要用途

ギャラリー

延床面積

943.87sqm

施主

明道集団

設計期間

2014年2月〜10月

状態

施工中

其他

照明デザイン:ぼんぼり光環境計画(角館政英)

中国東北の黒龍江省、チチハル市。その郊外に2000平方kmに及ぶ広大な湿地帯があり、その脇に現地の美術工芸品や湿地の動植物を紹介する小さなギャラリーをつくっている。 

見渡す限りの広大な緑の地平線に、白い筒状のギャラリー空間と、そこに通じるアプローチをつくった。広く開けた屋外空間から、閉じたトンネルをくぐり、筒状の大きなギャラリー空間にたどりつく。

ギャラリー空間は直径30mの円形であり、中央に事務室やトイレなどが入る直径6mのコアを配置したあとに残った幅12mのドーナツ状の空間をギャラリーとした。ギャラリー空間は使用上、12mスパンを無柱でかつ高さを確保する必要があったため、中央から外に向けて広がる噴水のように広がった構造を採用した。外周側の躯体は外壁からフィン状に飛び出すようにしてある。それはマイナス40度近くになる冬季の強風によるガラス面からの熱逃げを防ぐ役割もある。噴水状の構造の上部にはトップライトを設け、幾重にも重なる構造を抜けてギャラリーに光が差し込んでくるようにした。このトップライトは夏場の熱気抜きも兼ねている。